キラキラしてない私の海外生活。

アラサー女。南半球ニュージーランド住み。IG: _ao357k

【日記】いつか認められる日が…

 

私がニュージーランドへ移住を決めた時

強く心に言い聞かせたことがあった。

 

「私はニュージーランドへ行くことが目的」

「それ以上でも、それ以下でもない」

「ニュージーランドへ行くだけで私はすごい」

 

この3つを自分を洗脳するかのうように繰り返し言い聞かせた。

 

 

それはなぜか。

 

私はいつも、自分でどんどんハードルを上げていってしまう。

 

実際に、上の3つを言い聞かせていた時点で

「仕事はどうしよう」

「今の英語力でどんな仕事ができるんだ」

「私はニュージーランドで何をやれる」

「移住するからには何かを達成しないと」

 

どんどん思考の全てが上へ上へと私を置いて進んでいった。

 

 

 

要するに、理想が高い。

いつまで経っても自分自身に満足ができない。

 

 

 

その後、洗脳が成功できたかというと

「失敗」に終わった。

 

 

 

今年で移住して3年。

来月大学へ進学し、ニュージーランドでも看護師を目指す。

 

 

 

自分の現状に満足できない不満は

強いエネルギーとなってここまで私を押し進めてくれた。

 

 

 

この3年間で私の英語力は凄まじく伸びた。

ネイティブスピーカーたちと仕事をするのも問題ない。

 

大学入学の条件を満たせたのも、私が努力したからだ。

 

たとえ、一人でここまで来れなかったとしても

この道を見つけ出したのは他のだれでもなく自分だ。

 

 

 

本当なら、心の底からの達成感と誇りで

幸せがいっぱいなはずだ。

 

 

だけど、残念ながら

大学入学が決まった安心感だけで

達成感を味わうことはできなかった。

 

 

 

確かに大学へ入ったからと言って

まだまだ看護学部への入学は決まっていないし

まだスタート地点に立ったようなもんだ。

 

 

だけど、ちょっとは「すごくない?」と思いたい。

 

 

 

いろいろな場所で敢えて

「私すごい」「私かっこいい」と言うようにしている。

そうすれば、自分をいつか洗脳できる気がして…