キラキラしてない私の海外生活。

アラサー女。南半球ニュージーランド住み。IG: _ao357k

【日記】悪口同盟の弊害。

 

大人になっても悪口同盟というものは存在する。

 

当人同士は「正しいことを言っているだけ」のつもりだが

本人に直接言えないということは

どこか後ろめたさがあるのだろう。

 

 

そんなドラマが毎日、職場で繰り広げられている。

 

 

じっと聞いていて思うのは

全員言っていることは的を得ているし、

誰も決して嘘をついてるわけでもない。

 

ただ、自信がないのか、後ろめたいのか

問題を解決する気がないのか

同士を見つけて共感し合うだけで気持ちが良いからか

直接本人に言おうとはしない。

 

 

そんな職場で、私は中立を保っているつもりだ。

 

 

最初は、共感できる話には「うんうん」頷いていたが

しばらく経つと気づく。

 

言葉を変えても、

毎日同じことに対して文句を言い、

結局解決するために行動する勇気がないということに。

 

 

なので、話は耳には入れるが意見はしない。

 

そして苦労を労ってほしい同僚の気持ちに応え、

「あなたはよくやってるよ」

「どうにか解決しないとね」

「毎日ストレスだよね」と返事をする。

 

 

すると、しばらく話してはスッキリして去っていく。

 

 

 

最近はそれで問題なく過ぎていったし

これからもそのスタンスでいこうと思っていた。

 

しかし、聞き流しているつもりが

どうやら相手のネガティブが

こちらに蓄積しているらしいということに気がついた。

 

 

毎日マスクを付けて仕事をしている。

仕事が始まってお昼ぐらいまでは、マスクの下でもどうにか笑えているが

昼を過ぎると眉間にシワが寄ってくるのに気づく。

 

そして、ため息が増える。

 

朝は視界に入れないようにしていた

「仕事そっちのけで同盟を組む同僚たち」に苛立ちが募ってくる。

 

そして、嫌でも誰かへの批判が聞こえてくる。

 

気を抜けば、私もそこに加わって

「まじでしんどいんだけど」と言ってしまいそうになる程

ネガティブに吸い寄せられていると感じた。

 

 

なるほど、

悪口を言う方が楽だ!

 

 

溜まっていた不満を吐き出せばスッキリする。

しかも、そこには共感してくれる人がいる。

そして、その不満の対象より自分達は優れていると思える。

その仲間意識は「不満を言いながらもうまくやっている私たち」となり

きっと仕事が終われば達成感だ。

 

確かに吐き出した悪口(ネガティブ)の分

周りのネガティブが入り込んでくるのでプラマイゼロだが、

変な仲間意識のおかげで、それが「勲章」のようになる。

 

 

しかし、聞くだけの人間は

ひたすらネガティブを吸収することになる。

 

聞かなくても、聞こえてくる。

 

どんどんネガティブが蓄積していくことになるわけだ。

 

 

 

さて、どうするべきか。

 

私の選んだ答えは「離れる」である。

 

辞めるわけではないが、

限界が近い良いタイミングで

私は異動がやっと現実になった。

 

なので、私はここで距離を置けることになった。

嬉しい。

 

 

しかし、問題は解決していない。

 

私がその処理をするべきか。

もちろんその必要はない。

 

異動前に「話し合いした方がいいよ」と助言をすることはできるだろう。

だけど、それだけ。

 

実際に行動に移すかどうか、

本当に解決するかどうかは当人次第である。

 

 

 

さて、そんなストレスフルな1週間。

私も感情がある人間なので、

帰りに堪らず異動先の部署へ顔を出した。

 

そして、一言

”TOO MUCH DRAMA!!!!”とだけ言わせてもらった。

 

 

それ以上は詳しく話すことはしなかったが、

普段あまり仕事で感情を出さない私なので

きっと同僚にはどれだけのドラマがあったかは想像できただろう。

 

 

一人一人のレベルが高く

それなりにプロ意識を持っている。

本気を出せば仕事ができる人間の集団なだけに勿体無い。

 

 

ゆっくりとした週末を過ごして

頭をリフレッシュしよう。

 

 

 

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